目次
チェンマイ旅行ではオートバイが必須!?
チェンマイに旅行に行くとき、たいていの方は旧市街周辺を観光すると思います。
旧市街というのは一辺が1.6kmのお堀に囲まれた部分です。
一辺の長さが1.6kmとはいえ、これを歩いて回るのは結構辛いものがあります。
チェンマイでたくさん見かけるレンタル自転車のモバイクも、歩くよりはマシといった程度にしかなりません。
そこで役立つのがオートバイです。
チェンマイでは、旧市街周辺を歩いてるだけでレンタルバイク屋が見つかるので、自動二輪の免許を持ってる方はチェンマイに行く前に日本で国際ライセンスを取得して、現地でオートバイを借りたほうが楽しめると思います。
だいたい1日200バーツ(約690円)でオートバイが借りられます。
車の場合はその5倍ぐらいです。1日あたり1000バーツ(約3450円)。
ただ、車は身動きが取りにくいのでお薦めはできません。
国際ライセンスの取得方法
チェンマイで自動車やオートバイを運転するには国際ライセンスが必要です。
国際ライセンスの取得に関しては日本で車の免許さえ持っていれば新たな技能試験等もなく、お金を払うだけで警察署等で発行してもらうことができます。
詳しくはこちらでご確認ください。
(参考:国際ライセンスの取得方法)
普通免許ではオートバイに乗れない!?
タイでは自動車の国際ライセンスを持っていても原付に乗ることはできません。もちろん125ccのオートバイにも乗れません。
車は車、オートバイはオートバイの国際ライセンスが必要なのです。
しかし、レンタルバイク屋でオートバイを借りるときはパスポートがあれば借りることができてしまうため、国際ライセンスの所持の確認まではされません。
そのため、誤解やら何やらで知らず知らずのうちに無免許でオートバイに乗ってしまうということもあると思います。
検問だらけのチェンマイで捕まる
チェンマイの旧市街周辺では、主に観光シーズンになると1日に何回も検問を受けるほど各所にお巡りさんがいます。
そのお巡りさんの検問を受ける度に国際ライセンスを見せるのですが、何をチェックしているのか正直なところよく分かりません。
私達はオートバイに2人乗りしていて、ヘルメットもかぶっていない状態でした。
そしてこのときは普通自動車の国際ライセンスを所持していたものの、この国際ライセンスではオートバイに乗れないことも知りませんでした。
すなわち無免許運転のうえにノーヘルメットで運転していたわけですね。
それなのに「お酒を飲んでるか?飲んでないなら通っていいぞ(検査なし)」と言われたり、国際ライセンスを見せるだけで通してくれたりしたので自分達の行動に違法行為があるとは思ってなかったのです。
現地のタイ人もオートバイに4人乗りだったりノーヘルメットだったりと、それが当たり前の光景だったので分かりませんでした。
割合的には、2人乗りは当たり前として、3人乗りは20%、4人乗りは1%ほどでしょうか。そしてノーヘルメット。
それがこの国では普通のことだと思っていたのです。
そして、いつものごとく検問を受けたのですが、このときは違いました。

そう言われて罰金を払ったんです。
あれだけ検問を受けてスルーされてきたのに、今回に限って罰金ってどうなんでしょうね。
それに、罰金さえ払ってしまえばそのままノーヘルメットでオートバイに乗って立ち去ることもできますし、次に捕まったとしても罰金を払った証拠を見せれば見逃してもらえたりします。
いまいち検問の意義がよく分かりませんが、少なくともカタチだけでも国際ライセンスを持っていてヘルメットさえしていれば、よっぽどのことがない限り罰金扱いにはならないような気がします。
チェンマイでは車よりオートバイのほうが身動きがとりやすいので、これからチェンマイに旅行に行こうと思ってるかたはオートバイの国際ライセンスを取ってから行くと、より楽しめると思いますよ。